蛍光灯などの照明の白いカバー
シーリングライトカバーっていうんですか?シェード? 割れて1cm弱程度の穴が開いておりまして、塞ごうという話になりました。 今回直すカバーは正方形で枠に乗っかっているだけなので、白いアクリル板をそのサイズに切ってもらうのが一番簡単だったのですが、カバー面が奥まってしまうのと価格が高いのではないかとの憶測で、プラリペアを使うことに。
古い照明だと交換のカバーもなかなか見つからないですし、あっても高価ですから、今回の方法も検討する価値があるのではと思います。
ビホーアフター
写真の通り、こんな感じに割れた穴を
これくらいの雰囲気には修復することが出来ました。(が、これは私の場合です。自己責任でお願いします。) 写真は作業の途中で粉が残っています。
材料・道具
プラリペア。プラスチックの補修剤です。ホームセンターの画材コーナーにもありました。 白、黒、クリアーの三種類があります。 白は透過性があるか不明だったので、クリアーにプラカラーの白を混ぜることに。
プラカラー(白)。プラリペアの混合用リキッドに少し混ぜて乳白色にします。
少し厚手のフィルムシール。透明のほうが透過具合がわかるのでよいと思います。 自分は余っていたタブレットの保護シートを使いました。
塗料皿。注射針もプラリペアに付いてますので、塗料皿に注ぎ口は必要なかったです。 ですので、紙コップでも何でもよかったです。
割れた穴をすり切りに出来るくらいの幅のヘラ。
ヤスリ。自分は#400、#800、#1200の写真のものを用意。磨き仕上げ用にラッピングフィルムシートも。
補修手順
おおまかな手順
穴の片側を塞ぎプラリペアの粉末を穴に盛り、ヘラですり切る。 混合用リキッドにプラカラーを混ぜたものを静かに 注入する。少々痩せるので何回か繰り返す。 ヤスリとラッピングフィルムシートで仕上げる。といった感じ。 脱泡は(自分が)出来ないので少々気泡が残ります。簡単に脱泡出来る方法があれば教えていただけるとうれしいです。
詳細な手順
では詳しく。まず作業スペースの養生。ビニールのゴミ袋敷いただけですが。
穴の掃除。ずいぶん放っておいた後だと黒ずんでますので。 今回は穴が開いているのでカバーの裏表どちらか小さいほうをフィルムシールで塞ぎます。 私の場合は裏の方が小さかったので裏にフィルムを貼りました。
混合用リキッドにプラカラー(白)を少量ずつまぜて写真のような感じに。
空のスポイト容器が付いているので、それに白くなった混合用リキッドを入れる。
スポイト容器に注射針を付ける。
穴にプラリペアの粉末を入れ、ヘラですり切りにする。
混合用リキッドを、穴を埋めた粉末に静かに注入。粉末が飛び散るのでくれぐれも高い位置からリキッドを落とさないように。 全体にしみ込めば十分なので、あふれさせないようにします。
一回目の注入時の状態。固まるとちょっと痩せるので、再度粉末を乗せてすり切りリキッドを注入。 満足行く状態になるまで繰り返す。途中はみ出したところなどはヤスリでならす。
…ヤスリでこすってるところの写真がない…
…できあがり。輪郭がやっぱりわかるのと、若干気泡が残ります。
今回使用したもの
すべてAmazonリンク
- プラリペア(クリア)
- プラカラー(ホワイト)
- ゴッドハンド(GodHand) 神ヤス! 10mm厚 3種類各1個セット(この記事を書いた時点では使っていませんが、プラモデル用途で使いやすいです)
まとめ
鼻息注意。
補修がひと段落ついたら、エスプレッソなどいかがでしょう?